慣らし保育!保育者の本音「先生からのお願い3選」!

先生の本音

こんにちは!ゆい先生です!

さて、この時期保育園や幼稚園にお子さんを預けだして慣らし保育を頑張っている方も多いかと思います。

子ども達もさることながら、ママ、パパも頑張っていますよね!お疲れさまです。

きっと毎日後ろ髪をひかれる思いでお子さんを預けてお仕事に向かっていることでしょう。

さて、今日は慣らし保育を頑張っているママ、パパに保育士や幼稚園の先生の目線から

「先生からのお願い3選」と題し、本音をお話しようと思います。

結論からお話すると…

「記名、素早く預ける事、速やかに退室する事」です!

では、詳しくお話していきましょう。

1・ママ・パパの気持ち

さて、まずはここからお話していかなくてはなりません。

お子さんを預ける上で、お子さんの気持ちの次に大事な事はママ・パパの気持ちです。

きっとお子さんを初めて預ける事に対して色々な感情がおありの事と思います。

心配

  • 泣いていないか
  • 友達は出来ているか
  • 迷惑はかけていないか
  • 楽しく過ごせているのか
  • 体調は大丈夫なのか

あげればきりがない程の心配ですよね。

心配する夫婦

その気持ち…よーくわかります。

なぜなら、全ての親がそうだからです。

  • そして「罪悪感」

子どもに「申し訳ない」という気もちです。

泣いてママとの別れを嫌がるわが子を見て

  • あんなに泣かせてまで預けるべきなのか
  • 仕事より育児を優先した方が良かったのではないか

色々考えてしまうんですよね…。

その気持ち…よーーーーくわかります。

なぜなら全ての親がそうだからです(2回目)

だってそうですよね。これまでわが子はずっとママ・パパと一緒にいたんです。

片時も離れることはなかったんです。そのわが子を何時間も預けるんです。

ママ・パパがいなくて大丈夫か?と心配にならないはずがありません。

全てのママ、パパがわが子を心配しながら、そして罪悪感を感じながら子どもを預けていくのです。

そして、その気持ちを先生たちはよーく分かっています

2・先生たちの気持ち

さて、ママ・パパの気持ちを考えた後は先生たちの気持ちを考えてみましょう。

こちらの気持ちはママ・パパは想像しづらいかもしれませんね。

子どもの安全

まず、先生達は子どもの安全を考えています。

  • 脱走してしまう子どもはいないか
  • 園に慣れていない子が危ない行動をしないか
  • 集団生活に慣れていない子が友達に手を出したりしないか

子どもの命を預かっているのですから慎重になって当然です。

そして 子どもの体調

  • 慣れない環境で体調を崩している子はいないか?
  • 中には泣きすぎて吐いてしまう子も

子ども達の体調もしっかり見ていかなくてはなりません。

最後に 焦り

年齢にもよりますが1クラス10~30人近くの子ども達がいます。

  • 10~30人の子ども達が部屋を走りまわる
  • 10~30人の子ども達が泣き叫ぶ
  • 10~30人の子ども達が喧嘩を始める
  • お漏らしや、嘔吐の対応
  • 次の活動の準備

こう考えると先生の気持ちって想像するの簡単じゃないですか?

そうです。パニックです。(笑)

この時期の子ども達は到底1人の先生じゃ手に負えません。

なので1人担任のクラスでも、補助の先生が入り2人~3人の先生で子ども達を見ていきます。

よく考えれば我が子一人見ていくのも大変なのに、10~30人の子どもを相手にするのって大変なのに決まってますよね。←自分で言うな

この気持ちを考えてこの時期の先生達がママ・パパにお願いしたい事を見ていきましょう。

3・先生の本音 ママ・パパお願い!

まず一つ目にお願いしたい事

1・持ち物に名前をしっかり書いてほしい

これです。

え?そんなこと?うちは全部に名前書いてるよ?

と思ったママ・パパも多いかと思います。

ですが本当に「全部」ですか?

誤解を恐れずに言いますが、この時期の先生は先ほどもお話した通りパニック状態です。

そして、この時期はまだクラスの子ども達の顔と名前も一致していない状態です。

まだ、出会って1週間程度で30人の顔と名前覚えられてたらすごいですよね(笑)

覚えられてる先生がいたら僕から拍手を送ります!

そして、その中で

たくさんの子が泣き、たくさんの子がお漏らしをして、たくさんの子がお茶をこぼし、たくさんの子が吐いたりします。

そうすると大量の着替えや落としもの等が出ます。

下着、パンツ、靴下、ハンカチ、ポケットティッシュ、(今は外している子もいるかもしれませんが)マスク、それら全てに名前書いてありますか?

名前があればすぐに持ち主を見つけられますが名前がないと「これ誰の?」となります。

答えられる年齢の子ならいいですが、幼い子は無理ですよね。

そうなると誰の物かを探すのに一苦労するのです。

なのできちんと持ち物に記名されていることはとても助かるんです!

そして、ここからが先生の気持ちの奥深くに潜ります!

2・お子さんをサッと預けてほしい

だって…うちの子なかなか私から離れないし、泣かれるし…

分かります。

最初の部分でも書いた通り、ママ・パパは心配や罪悪感からお子さんをなかなか離せないんですよね。

どうしても、心配でわが子が泣いてしまうからと抱っこから下せなかったり、繋いだ手を離せないです

しかし、先生目線で考えたらどうでしょう。

お部屋にはもう既に預けられて泣いている子ども達が何人もいます。

補助の先生は入ってくれていますが到底その先生だけでは手が足りません。

そして、先述した通り他の子の安全や体調も気にしなくてはなりません。

そんな時に、部屋の入口でサッと預けて颯爽と去っていくママ。

救世主です。

っとちょっとふざけてしまいましたが(笑)

そんな時に入口でなかなかママがお子さんから離れられないと、その間先生はそこに手が取られるわけですからそのスキに他の子が部屋から脱走してしまったり、危ない事をしてしまったりという危険が増えるんです。

そう考えると、心配や罪悪感も理解できるし、よーく分かっているのですがサッと預けてくれるととっても助かるんです。

3・預けた後は素早く退室してほしい

これも

え!?だって子どもが泣いているんだし、心配で離れられないよ!部屋の外や遠くから見てるくらいいいじゃない!

ここまでじゃなくても、これに近い事を思う方もいるかもしれません。

しかし、これ結構問題なんです。

まず、ママやパパが見えていたらお子さんは絶対に泣き止みません。

だってそうですよね。目のまえに大好きなママ・パパが見えてるなら一緒に帰りたいし、大声で助けを求めるはずです。

でもそれが続くとお子さんの体調が心配になります。

うちの子から見えなければいいんでしょ?それなら遠く離れた所から見てる分なら問題ないんじゃない?例えば門の外とか、園の外側からとか…

実はこれも良くありません。

本当に誰からも見えない場所なら問題ありませんが、考えてほしいのは…

わが子から見えなくても他のクラスの子から見える場所ではありませんか?

という事です。

どうゆう事かというと、

わが子から見えなくても他のクラスの子が見ると…

あそこにいるのママかも…いやママだ!絶対ママ!だって僕の事ママが置いていく訳ないんだもん!ママ!迎えに来て!

と、泣き出したり、場合によっては自分のママ・パパかを確認するために部屋を脱走してしまう事もあります。

そうなると、とても危険なんです。

ママ・パパは子ども達が心配で少しでも様子が見えたら安心するかもしれません。しかし、子どもには逆効果少しでも様子が見えたらその後しばらく泣き続けたり、探し続けてしまいます。

なので、お子さんを預けたら速やかに退室。出来れば出勤するなり帰宅するのがお子さんにとってもいいのです。

最後に

いかがでしたか?

もしかしたら

「先生そんなこと思ってたの!?」とちょっショックな方もいたかもしれません。

しかし、理由を聞いた後ならどうでしょう?

同じお子さんを想う者同士、お子さんの為に出来る事を協力していきたいですよね。

子どもをだっこするママ

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