こんにちは!ゆい先生です。
前回にお話しした朝の準備の話の中で子どもがやってくれたら助かる事の中に
お着替えがありましたよね。
今回はお着替えについてお話していきたいと思います。
お着替えの悩み
僕がよく聞くお着替えの悩みはこんな感じ
大きく分けると3つの内容が多く聞かれます。
これ解決出来るんです!
結論からお話すると…
です!
それでは1つずつ詳しくお話します。
準備した服を着てくれない…にはプリンセス作戦!
まずはこの悩み。
パパ、ママが今日の気温や園での活動を考え今日の服を準備したのにそれを見たお子さんが…
「この服は嫌!こっちにする!」
なんて言って着てくれない事ってよくありますよね。
しかも選んでくる服は今の季節に全く合わない服だったりします⁽笑⁾
それを解決するには…
プリンセス作戦
が効果的です!
プリンセスでなくてもお子様の好きなキャラクター等でもOKです!
まずは服を準備する段階で2着用意しておいてください。
どっちを着ていっても問題ないものを準備してくださいね。
そして、お子さんに聞いてください。
「プリンセス。今日はどちらのお洋服を着ていきますか?」
準備した2着のうちどちらかをお子さんに選んでもらうのです。
お子さんは自分で決めた服ですから嫌がる事はありません。
そして、大人からしたらどちらを選んだとしても大丈夫なように準備しているので問題ありません。
しかも、お子さんからしたらプリンセス⁽自分の好きなキャラクター⁾なんて呼ばれているのですからまんざらでもない顔で選んでくれるはずです。
ちなみに…選ばれなかった方の服は次の日の2択に入れてあげれば次の日の服を考える手間が少し減りますよ!
着替えに時間がかかりすぎる…には競争作戦!
つぎはこの問題。
着替えを始めたと思っても、途中で遊び始めてしまったり、テレビに夢中になっていたりしてなかなか着替えがはかどらない!
なんてことありますよね。
これを解決するには…
競争作戦
が効果的です!
これはその名の通りおうちの人と競争するのです。
着替えが進まないな…と感じたら
「今からパパ⁽ママ⁾も着替えてくるからどっちが早いか競争ね!よーいスタート!」
と言って動きだけめっちゃ急いで着替えに行ってください。
その場で、一緒に着替えてもいいかもしれません。
大事な事は大人が勝たないようにしてください
別室の場合はわざと時間をかけてもいいです。目の前で一緒に着替える場合はわざとゆっくり着替えたり、お子さんの年齢が高く手を抜いてる事がバレる場合はあえてもっとワザとらしく
「えーー!頭が入らないんだけどー!」
等と言って着替えを遅くしてください。
僕は子どもが脱いだズボンを頭にかぶって
「なんだこれー!この服小さいんだけどー!」
とかやったことあります。⁽笑⁾
多分お子様は爆笑しながら
「ママ⁽パパ⁾遅い!僕⁽私⁾はもう終わっちゃったよー!」
と着替えを済ませてくれるはずです。
そしてダメ押し。着替えが終わったら
「うわー!○○⁽お子さんの名前⁾すごい早いなー! 明日は絶対負けないからねー!」
とお子さんに言ってください。
これを言う事で次の日もお子さんは明日もお着替え競争をするという事を楽しみにしてくれます。
そうすると次の日も自分からやろうと言ってきてくれるはずです。
この作戦の大事な事はお子さんが楽しんで着替えをしてくれる事です。
子どもは楽しい事に目がないので、面白そうと思ったら絶対に進んでやってくれます。
しかも、ママやパパに勝てるなんて子どもからしたら嬉しくてしょうがないはずです。
ぜひ少しオーバーかなと思うくらいにおまぬけに負けてあげてください。
脱いだ服がぐちゃぐちゃに脱ぎ散らかされている…には先褒め作戦!
さて、最後のこの問題
着替えをしたのはいいけど、これまで来ていたパジャマがぐちゃぐちゃに脱ぎ散らかされたままになっていて、何度言ってもそのままにする!
なんてことありますよね。
それを解決するには…
先褒め作戦
が効果的です。
こちらも文字通りの作戦なのですが。先に褒めてしまう作戦です!
服が脱ぎ散らかされているな…と感じたら
「あーさすが!もう○○組のお兄さん⁽お姉さん⁾は脱いだ服をちゃんと畳んでるなー!」
とちょっとわざとらしくてもいいので言ってみてください。
大事な事はお子さんが脱ぎ散らかした服をママ、パパが目視していない状態で言う事です。
そんな事を言われたお子さんはの心境は
(え?洋服畳んだっけ?…やばい!畳んでない!いつも言われてるのに!でもママ⁽パパ⁾畳んだって思ってる!今見てないうちに畳めば大丈夫かも…!)
って感じです。
なので、ママ、パパがその状態を見ていない事が大事なのです。
お子さんが服を畳み始めたらそれが終わりそうな頃を見計らって確認してあげて
「おー!やっぱり出来てる!カッコイイねー!」
なんて言って褒めてあげてください。お子さんはさも最初から出来ていたような顔で誇らしげにするはずです。
もし、やっていなかったら
「そろそろ見てもいいかなー?畳んであるよねー?もういいかーい?」
なんて言うと
「まだ見ちゃダメ!!」
などと言ってやりだすと思います。
これを何度も繰り返しやっていくうちに、脱いだものを畳むという事が習慣化していき、何も言わなくてもきちんと片付けてくれるようになります。
まとめ
今回は3つの作戦をお話しましたが、どの作戦にも大事な事。それは
ママ、パパも楽しんでやる
という事です。
朝は時間がなく余裕もない事が多いですよね。
でも、今回お話した多くの作戦は何かしながらも出来る事が多いと思います。
例えば…お化粧しながら、洗い物をしながら、自分の着替えをしながら。
その中言葉掛けや、やり方をちょっと変えるだけで子どもが楽しんで日々の事を行ってくれたらとっても素晴らしいと思います。
ママ、パパも怒らずにスムーズに朝の準備が出来たら最高ですよね!
今回、お話した作戦をぜひ使ってみてください!
そして、うまくいきました!とかうちの子には上手くいきませんでした…とかコメントしてくれた嬉しいです!
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