子どもを叱りたくない…上手な叱り方と保育士直伝の裏技を伝授!

子育ての悩み

こんにちは!ゆい先生です!

さて今日はこんなお悩み…

お悩みママ
お悩みママ

うちの子何回言っても言う事聞いてくれなくて…何か上手な叱り方ありますか?

ゆい先生
ゆい先生

分かります!うちの子もです!!

お前んちの子もかい!ってツッコミお待ちしてます(笑)

そもそもどのママ、パパも叱りたくて叱っているわけではないし、叱らなくていいなら叱りたくないですよね。

さて…結論からお話します。

上手な叱り方より上手な褒め方をマスターしましょう!

それでは詳しくお話していきます。

叱ってる?怒ってる?

よく子どもは

怒られたの…

って言いますが、「怒る」「叱る」全く違うんです。

僕は

「怒る」→自分の感情のまま相手にぶつける事

「叱る」→相手の事を想って行動や態度を正す事

だと思っています。

大きな違いは「相手の事を想っているかどうか」だと思います。

最近子どもに怒ってばかり…と思うママ、パパはそれは「怒っている」のか「叱っている」のか今一度考えてみてください。

これはNG!良くない叱り方3選

さて、「叱る」事が大事だと分かったと思いますが、これは良くない!という叱り方があります。

1・○○に怒られるよ!

これよく聞くんですが問題行動を起こした時に「先生に怒られるよ!」とか「怖いおじさんが来るよ!」とか言ってやめさせる叱り方です。

例えば、子どもが公園の花壇に入って遊んでしまっていた場合

そんなことしてたら怖いおじさんに怒られるよ!

このような言い方していませんか?

子どもを叱るママ
ママ
ママ

結果的にやめるならいいんじゃないの?

と思う方もいるかもしれませんがそれではダメです。

この叱り方だと子どもは

おじさんに怒られるから花壇に入ってはいけない

と考える様になります。

では実際なぜ花壇に入ってはいけないのでしょう?

・公園はみんなのものだから

・みんなが気持ちよく過ごせるように花を育ててくれた人がいるから

・植物も生きていて花壇を荒らしてしまうのは植物を殺すことになってしまうから

様々な理由がありますよね。

「誰かに怒られるからやめなさい」という叱り方は原因を他人にしているのです。

なので根本的な理由を理解できません。

なのでこの叱り方だと「おじさんに怒られなければやっていい」という考え方になります。

それは、ママ・パパの望んだ結果ではありませんよね。

正しく叱りたいのであればしっかり理由を説明しましょう。

花壇に入るとお花がつぶされて枯れちゃうんだよ。そうなるとお花は死んじゃうんだ。可哀そうだし、ママもお花が死んじゃったら悲しいな。だから花壇の中に入って遊ぶのはやめようね。

こんな感じにお話してみてください。

そうすると花壇に入ってはいけない理由がきちんと分かりますよね。

2・人と比べる

叱るときにお友達や近所の子、また兄弟と比べていませんか?

○○君は出来てるのになんであなたは出来ないの?

この叱り方をするとお子さんの自尊心が傷つけられます。

「出来ない僕(私)はダメな子なんだ…」

と考えるようになってしまうのです。

成長は個人差があるもの。

他の子が出来ていても出来ない事もあれば、他の子が出来ない事が出来る事もあります。

比べるのであれば、他人と比べるのではなく、過去の自分と比べてあげてください。

例えば…

この前病院に来た時はちゃんと座れてたのに今日は走り回っててカッコ悪いなー…ママはこの間のカッコいい○○君の方が好きだな。

このような感じに伝えてあげてみてください。

実際前回も座れていなかったとしても、座れていたことにしてお話してしまいましょう。

子どもは褒められて伸びていきます。

3・人前で叱る

悪い事をしたとき、叱るのは必要事です。しかし、叱る場所を考えていますか?

例えばお友達の前で叱ったりしていませんか?

これ何が悪いのかというと

「あなたは悪い事をした」と友達に知らしめているのです。

分かりやすく言うとプライドを傷つけているんです。

大人でも人前で叱られるのは嫌な事ですよね。

僕も園の先生に注意することもありますが

褒めるときは大勢の前で、叱るときは個人的に

を気を付けています。

子どもに対してもこれが大事です。

しかし、例外もあります。

「命に関わる事」これはその場でしっかり叱ってあげてくださいね。

上手な叱り方と必殺技伝授

さて、ここまで良くない叱り方をお話してきましたが、ここからおすすめの叱り方をお話していきます!

1・「なぜ?」ではなく「なにをしたかった?」を聞いてあげる

自分もそうなんですが、子どもが失敗すると

なんでそんなことしたの!?

って言ってしまいがちですよね

例えばおこさんが飲み物をこぼしてしまったとき。

とっさに「なんでこぼしたの!?」と言ってしまいそういなります。

でも待ってください。

なんでこぼしたのか分かりますか?

子どもに分かるわけないんです。なんでこぼれたか分からないからこぼしたんです。

そんな時には「なぜ?」ではなく「何をしようとしてそうなったのか」を聞いてください。

話を聞くパパ

「何をしようとしてこぼしちゃったの?」

と聞くと子どもは

あのね…ママにお茶をいれてあげようとしたらこぼしちゃったの…

の様にお話してくれるはずです。

そしたら

そっか。ママにお茶を入れてくれようとしたんだね。ありがとうね。じゃあ次はちゃんと両手で持ってお茶を入れてみようか

の様に改善策を伝えられますよね。

ここで大事な事は、子どもの行動を公定すること、そして共感してあげる事です。

この場合だと「ママにお茶を入れてくれようとしたんだね。ありがとうね」の部分です。

お子さんはママの為にやろうとしてくれたのですからその優しい気持ちはいけない事ではないはずです。

ただ、その行動の途中で失敗してしまっただけ。なのでしっかり気持ちを聞いてあげてみてください。

叱らずの必殺技を伝授!

さて、タイトルにあった必殺技を伝授します。

それは、「先褒め」です!

これ以前の記事にも書いたことあるのですが、結構効くんです。

どうゆう方法かというと

望む姿を先に声に出して褒める

というやり方です。

では例を出してみましょう。

お子さんが食事中に姿勢悪く座っていたとしましょう。

ここでの望む姿は「姿勢よく座ってご飯を食べる」ですよね。

なので

あれ?なんか○○ちゃんの姿勢がすっごいカッコいいんだけど!背筋も伸びて大きな口でご飯食べてくれてるしママすごい嬉しいなー!やっぱり○○組さんのお姉さんになると違うなー!

こんな感じで望む姿を声に出して先に褒めてあげるのです。

そうするとお子さんは   

…スッ…

っと

背筋が伸びていくはずです(笑)

叱らずに誉める事で子どもの姿を変えることが出来ますよ。

最後に

子どもを叱るのって難しいですよね。きちんと思いが伝わらなかったり、叱りすぎたかなと自己嫌悪に陥ってしまうママ・パパもいます。

ですが、叱る事より褒める事に力を入れればそんな不安から解消されます。

子どもは褒められれば、また褒めてほしいから同じことをやってくれます。

褒めれば褒めるほど子どもたちは伸びていくのです。

「そんな事行っても心に余裕がない日もあるよ…」

という方も中にはいると思います。

そんな時にはぜひこのブログのコメント欄や問い合わせフォーム等に相談してください。Twitterでも大丈夫ですよ!

僕でよければお話も聞きますし、アドバイスできる事ならお答えしますよ。

一人で抱え込まず、子育ての悩み、不安を吐き出してくださいね!

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