こんにちは!ゆい先生です!
この時期僕のもとによく来る相談があります。
ゆい先生。最近保護者の方と上手くいってなくて…
5月~6月は入園や進級からある程度経って子ども達も落ち着いてくる分保護者の方も園に慣れてきます。
保護者同士の繋がりも出来始めたりといい面もありますが、実は保育士を悩ませる事もあったりするのです。
今回は保護者の方に知っておいて欲しい実は保育士を傷つけているかもしれない行動3選をお話していきます!
この記事を読んで気を付ければいたずらに保育士の先生を傷つける事がなくなるはずです。
結論としては
です!
では詳しく話していきます!
保護者の気持ち
まず大前提に保護者の方たちが
「先生を傷つけてやろう」と思っているわけではない事を先生達も分かっています。
保護者の何の気なしの行動が保育士の先生を傷つけてしまっているのです。
それが分かっているからこそ先生達は悩んだり、時には保護者の方の見えない所で泣いていたります。
そして、1番分かって欲しい事は
「先生も人間だ」という事。
先生。そんなこと分かってますよ!
そうですよね。分かってますよね。
でも、本当の意味で分かってない方が多いんです。
先生を芸能人の様に何を言っても大丈夫な様に思っていたする事はありませんか?
先生はいつも笑顔だから悩みはないと思っていませんか?
先生達も人間です。日々色んな事があって悩み、苦しみ、怒りったりする事だってあります。
ただそれを子どもや保護者の方の前で見せていないだけです。
「私たちの前では見せていないだけで先生達も苦しむ事があるんだ」と理解してくれるだけでもこの記事を読んでくれた価値があったと思うくらいです。
ではここから先生達が傷ついている事を紹介していきます。
保育士が傷ついている事1 過去の担任に相談する
これ、1番多い内容です。そして保護者の方は本当に悪気がない事も分かっています。
しかし、これが1番傷つき、悩みになるのです。
僕が担任を持っていた時の出来事をお話します。
その年は年中組の担任を持っていました。
僕のクラスA君のママからこんな電話がかかってきました。
あのー…先輩先生いらっしゃいますか?
先輩先生は昨年のA君の担任。
この間Aが怪我をして帰ってきて…ゆい先生から連絡がなくて…
僕はその怪我を知っていましたが本当にかすり傷程度だったのでお知らせしていませんでした。
その時に、ちょっとした怪我でも保護者の方に伝えなくてはと学んだのです。
しかし、それよりもショックだったのは現担任の僕を通り越して前担任の先輩先生へ相談したこと。
もちろん昨年1年間過ごしてきた先生と関わりが深い事もまだ経験の浅かった僕より先輩先生の方が頼れる事も理解しています。
ですが、遠回しに「あなたを先生と認めていない」と言われているようなそんな気持ちになってしまったのです。
そもそも、前担任の先輩先生はその傷の詳しい内容もあまり分からず、ただ話を聞いて僕の所に伝言してくれただけになってしまいました。
その後、僕からA君のママにお話をして、まずは怪我を知らせていなかった事のお詫び、それから怪我の状況の説明をお話しました。
ですが最初から現担任の僕の所へ連絡をくれていたらその場で説明も謝罪も出来、A君ママもモヤモヤした気持ちにならずに済んだのではないかと思います。
そして、僕はその出来事でちょっぴり落ち込んだのでした。
保育士が傷ついている事2 先生の噂話をする
これも結構多いのではないでしょうか?
まず、分かって欲しいのは
噂話は必ず回りまわって先生の所まで行きます。
そして、良くない話ほどそのスピードは速いです。
僕が以前体験したお話です。
僕の先輩の先生(ここではB先生とします)は中堅の先生で長年勤めてる先生でした。
そして、僕の所にこんな話が来たのです。
ゆい先生。B先生って最近彼氏と別れたってホント?
僕は驚きました。
まず、B先生に彼氏がいるかどうかも僕はしりませんし、別れたかどうかなんて知るはずありません。
そして、それを保護者の方が知っている事も驚きと疑問でした。
僕は
プライベートの事はちょっと…
とその話を流してこれを本人に言う事もないと思ってそのままにしました。
その後、結局その話はB先生本人の所まで届き、
B先生は「今は付き合ってる人もいないし、そんな事は余計なお世話だ!」と怒っていました。
こうゆう噂って必ずと言っていいほど本人の下へ届きます。
そして、噂された本人は知らず知らずのうちに傷ついているのです。
保育士が傷ついている事3 子どもに先生の文句(批判)を言う
僕が担任を持っていたころ
幼稚園に登園してきたC君がこんなことを言い出しました。
パパがさー、先生は男の先生じゃなくて女の先生の方が良かったって言ってたー
そ…そうなんだね…(笑)
子どもは大人が話している話の内容の良し悪しまで理解できません。
大人が何の気なしに言った事を子どもはなんでも伝えてしまうのです。
この位なら別に伝わっても気にしませんが、例えば
「○○先生は厳しい」「○○先生は新任だから頼りない」「〇〇先生はピアノが下手」
これらは僕が実際に子どもから聞いた先生への批判です。
多分ママやパパは先生に伝わるとは思ってもいないでしょう。
多分ママ同士の会話でちらっと話していただけなのかもしれません。
ですが子どもはしっかり聞いているのです。
そして、何より一番悪いのは、この話を聞いた子どもはこの話をそのまま信じるという事です。
最初に話した「○○先生は厳しい」という話。ちょうど3月あたりにその話を聞いたのですがその頃は進級の話をよくします。
つぎは何組さんになりたい?
と聞くと子どもは
何組でもいいんだけど△組(例の先生のクラス)は嫌だなぁ…
だって○○先生は怖いってママが言ってたし…
と言っていました。
実際の所その先生は怖い先生ではありませんでしたし、年長組だったので他の学年より厳しめに指導していただけでした。その一部分を見た保護者の方が○○先生は厳しいと噂したのです。
そして、その話が子どもにまで広まり、子どもはその様に思ってしまったのです。
そんな先入観を持ってしまっていたら楽しく園に通う事が出来なくなってしまいますよね。
それに○○先生はその話を聞いてとてもショックを受けていました。
先ほども言った通り子どもはなんでも話してしまいます。
子どもの前で話をする時には内容に気を付けるようにしましょう。
子育てママに知って欲しい!保育士がされると傷つく行為3選!のまとめ
さていかがでしたか?
もしかしたら心あたりがあった方もいたかもしれませんね。
僕がこれまで教師生活を送ってきた中で一番多くそして、一番先生が悩んでいたのは最初に紹介した過去の担任へ相談をする事でした。
これをされるとホントに悲しいので、ぜひ気を付ける様にしてくださいね。
どんな事も相手の立場に立って考えたら、相手がどんな気持ちになるのかが分かるはずです。
子どもは相手の立場になる事はまだ難しいですが僕たち大人はそれがもう出来るはず。
子どもの見本となる行動をしていきたいですね!
この記事がみなさんのお役にたてたら嬉しいです!
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