子どもが話を聞かない時の保育士の3つの技!

パパにお勧め

こんにちは!ゆい先生です!

今日はこんなお悩み

子どもが全然話を聞いてくれなくて…

兄弟で遊んでいて騒いでいるときや、公園等で友達と遊んでテンションが上がってしまっている時等

子どもがこちらの話を聞いてくれない事ってありますよね。

僕ら保育士もよくある事なんです。そして僕も保育士になり立ての頃は話を聞いてくれない事に悩んでいました。

何せ保育室には30人近くの子どもが大声を出したり動き回って遊んでいるのです。

ですが長年の経験で子ども達が話を聞いてくれる技を身につけたのです!

 

今回はその中でもパパ・ママがすぐに真似出来る技をご紹介します!

たった3つの事を変えるだけで子どもが劇的に話を聞いてくれるようになります!

ポイントは…

①大きさ

②高さ

③速さ

です。

では詳しくお話していきますね!

なぜ子どもは話を聞かないのか

まず子どもがなぜ話を聞かないのかを理解しておく必要があります。

子どもは視野がものすごく狭く、何かに集中していると声が聞こえづらくなるのです。

大人も集中してると声をかけられても聞こえない事がありますよね。

なので子どもは意図的にママやパパの話を聞いていないのではないのです。

分かりやすく言えば、

何かに夢中になっている子どもの耳には大人の声は届かない

という事を頭に入れておくといいと思います。

そして、話を聞いてもらうためには子どもにこちらを気にしてもらう必要があります。

その時に必要なのは違和感です!

子どもは違和感があると手を止めてこちらを見てくれます。

そう。話を聞いてもらう時にこちらに向けるのは耳ではなく目なのです。

その時初めて子どもの耳に大人の声が届くのです。

 

子どもが話を聞いてくれる技1 声の大きさ

子どもが話を聞いてくれない時子どものぎゃーぎゃー言っている声に負けないように大声を出していませんか?

ねえ!ママのお話聞いてるの!?さっきから何回も言ってるでしょ!

こんな感じ。

もちろん大きな声を出すことでも話は聞いてくれます。

しかし、聞いてくれても怒ってしまった…と後で後悔する事もありますよね。

そんなときにお勧めなのは内緒話作戦です。

内緒話作戦!

僕は園で子ども達が話を聞いてくれない時はあえてものすごい小さな声で話します。

小さな声で話しても聞こえないし子どもは話なんか聞いてくれないんじゃない?

と思う方もいるかと思いますが…これが意外と聞いてくれるんです!

保育室で僕が前に立っても子ども達が騒いでいる時に僕が

あのね…みんなー…これから…朝の活動を始めたいんだけど座ってくれる?

と内緒話の声のサイズでお話します。

すると何人かの子がこちらに気付いて話を聞いてくれるんです。

そうすると周りの子はその子の様子を見てまたそれに気づく。という連鎖反応が起きて全体が静かになります。

お家でお子さんが一人の場合はその子に向かって内緒話の様に

ねぇねぇ…これから…ご飯を食べようかと思うんだけど…お片付け一緒にやろうか?

というだけで子どもは話を聞いてくれるはずです。

実は子どもって内緒や秘密が大好きなんですよ。

別に内緒にしてるわけではないですが、ママと2人だけの内緒のように話されてる事が楽しいんです。

 

子どもが話を聞いてくれる技2 声の高さ

さて、いつも小さな声で飽きてきたと思ったらつぎは声の高さを変えてみるのがおすすめです。

子どもはいつものパパや・パパの声に慣れています。

いつもの声で注意されたり、お願いをされても慣れてしまっているので、耳に入ってこないんですね。

ですが、その声が急に高くなっていたらどうでしょう。そう。最初に言った違和感です!

僕が良くやるのは目玉の親父の様な声

目玉の親父作戦!

みんなー!これからお外にいって遊ぶよー!聞いてるー!?お外に!い・く・よー!目玉の親父声

このような声を出すと子ども達はいつも聞きなれない声に「ん?」とこっちを向いてくれます。

こっちを向いたタイミングでもう一度同じ話をすると子ども達は話を聞いてくれます。

パパなら逆に低い声を出すのもいいと思います。

 

子どもが話を聞いてくれる技3 話の早さ

そして、最後の技は話の速さを変える事です。

これは子どがゲームの様に楽しんで話を聞いてくれます。

例えば、これからおかたずけをして、ご飯を食べて欲しいという事をお話するとします。

その時は

ではこれからおもちゃを全部お片付けをして、手を洗ってうがいをして、ご飯を食べて、ご飯を全部食べたらお皿を片付けてください

あえて長くした言葉をめちゃくちゃ早口で話します。

早口作戦!

子どもは一瞬「え!?」となります。

驚く女の子

急にママやパパが早送りされたように早く話し始めたらびっくりしますよね。

その時にこちらに注目するわけです。

そしたらすかさずもう一度先ほどと同じ事を話ます。

子どもは

(今度は聞き取ってやろう…)

とお家の人の話をよく聞く体制になっています。

ただ話を聞くだけではなくゲームの様に話を聞き取ってミッションをこなす様な感覚になるのです。

 

子どもが話を聞かない時の技 まとめ

さて、いかがでしたか?

大事なのは違和感!

そして、耳ではなく目を向ける事です。

今回は、簡単に真似が出来る声をピックアップしてお話しましたが機会があれば他の方法もお話したいなと思います。

 

今回の記事が少しでも皆さんの力になれたら嬉しいです!

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