悩みすぎNG!子どもの「困った行動」に隠れた成長3選!

子育ての悩み

こんにちは!ゆい先生です!

今回のお悩みはこちら!

うちの子最近なんだか嘘をついたり反抗的な態度をとったり困った行動が多くて…心配なんです…

ゆい先生
ゆい先生

お子さんの「困った行動」心配ですよね…!

でも悩みすぎるのはよくありません!実は困った行動には子どもの成長が隠れているんです!

子ども達の「困った行動」心配になりますよね!

しかし、「困った行動」は子どもが成長しているからこそ出来ている事があるんです!

今回はそんなお話をしてパパ・ママの気持ちを少しでも軽くしますよ!

 

この記事はこんな方にお勧め!

・最近子どもの困った行動に悩まされている…

・子どもが嘘をつくようになって心配…

・最近子どもが友達を仲間外れにしてるみたい…

・子どもが反抗的な態度をとるようになってこのまま大きくなってしまいそうで心配…

この記事を書いた人

ゆい先生

保育歴15年の男性保育士。
保育雑誌に紹介された経験もあり。
プライベートでは二児の父。
毎日仕事でも家庭でも子育てに奮闘中!

子育てはお母さんだけお父さんだけで悩むものじゃありません。
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結論からお話するとこの3つ!

1・嘘をつく

2・仲間外れにする(される)

3・反抗的な態度をとる

それでは詳しくお話していきます!

 

「困った行動」=「子どもの成長」?

まず、ぼくがこの記事で世のパパ・ママに伝えたい事は

お子さんの問題行動に悩みすぎるのは良くない

という事です!

 

と言っても親というのは子どもの行動一つ一つに一喜一憂するもの…

特に「困った行動」をしているなら心配して当然だと思います。

 

僕がこれまで見てきた多くの保護者の方も皆さん悩んでいました。

ああなったらどうしよう…こうなったらどうしよう…

しかし、そんなに深く悩んでも子どもは子どもの世界で生きています。

親が出来るのは子どもの体と気持ちを整えてあげる事だけ。

どんなに大きな困難や大きな壁があっても親が全て解決してあげる事は出来ないのです。

 

そうは言っても心配なんです…

ゆい先生
ゆい先生

分かりますよ!

なので今回は見方を変えてみましょう!というお話です。

 

今回お話する「嘘をつく」「仲間外れにする」「反抗的な態度をとる」

赤ちゃんの頃ってこのような「心配な行動」ってしませんよね?というか出来ませんよね

 

という事はこの心配な行動をしている=成長しているという事なんです。

 

「心配な行動」に隠れた子どもの成長

1・嘘をつく

子どもが嘘をついた時あなたはどう思いますか?

多くの方は

うちの子が嘘をつくなんて…このまま嘘つきになったらどうしよう…

こんな風に感じませんか?

 

ゆい先生
ゆい先生

でもちょっと待って!

実は嘘をつくっていうのはすごく高度な技術なんです!

お子さんが小さい頃を思い出してみて欲しいのですが、小さいころは嘘をつくという事は出来ません。

例えば

パパ
パパ

(ジュースが飲みたいと言っているけどママには止められているんだよなぁ…)

しょうがない…ママには内緒だからねー?

うん!分かった!

と言っていても、そのあとすぐに…

パパにジュース買ってもらったの!

美味しかった!

と本当の事を言ってしまう…

なんてことありませんでしたか?

 

それから

嘘をついたとしても詰めが甘い嘘をつきます。

大人が聞けばすぐに嘘だと分かってしまうような話です。

ママ
ママ

(ゴミ箱にお菓子の袋を見つけて)

あれ?夕ご飯の前なのにお菓子食べたでしょ!

え?僕知らないよ?

妹ちゃん(生まれたばかりの赤ちゃん)じゃない?

このようなケースです。

子どもは幼い頃は脳の発達が未熟なため上手に嘘をつくことが出来ません。

そもそも嘘をついていると思っていない事もあります。

 

なので嘘をついたから絶対にダメ!というわけではなく

嘘をついた理由をしっかり確認してあげてください。

 

先ほどもお話した通り子どもは脳の発達が未熟なために嘘だと思ってない嘘をついてしまう事もあります。

また、叱られないためにつく嘘(自分を守るための嘘)等はそこまで深刻になる必要はないと僕は思っています。

なので子どもが嘘をついたら

「おー…うちの子は嘘がつける位成長したんだなぁ…」

と思うくらいでちょうどいいのです。

ゆい先生
ゆい先生

続くようなら「嘘はバレる」という事をしっかり教えてあげる必要はあると思います。

 

しかし、相手を傷つけたり陥れるような嘘をついているようならそこはしっかり叱ってあげるべきだと思います。

相手がいる場合はしっかりと理由も話して教えてあげて下さい。

 

2・仲間外れにする(される)

ママ
ママ

え?仲間外れなんてされててもしててもいいわけないと思うんだけど…

ゆい先生
ゆい先生

もちろん「良い事」ではないです

しかし、今回の話は隠れた成長という話です。

 

そもそも仲間外れというのはグループで遊んでなければ発生しません。

そしてグループで遊ぶという事自体が子どもが成長していなければ出来ない事なんです!

 

子どもというのは小さい頃一緒に遊んでいるように見えて実は別々に遊んでいます。

これを「平行遊び」と言います。

例えばこの絵の様に同じ砂場で遊んでいるのに

A君は山を作る

Bちゃんはお団子を作る

などお互いが干渉しないで遊んでいる事ってありますよね。

この様な状況の事です。

 

そして、子どもはだんだんと成長していきグループをつくって遊ぶ様になっていきます。

砂場遊びで言えば

この図の様に

2人で山を作り

A君はトンネルを作る

Bちゃんは山を大きくする

など役割分担をして遊ぶようになっていきます。

 

子ども達はこの様に段階を踏んでお友達とグループを作るようになっていくのです。

 

なので、「そもそもグループを作って遊んでいる、そして誰かを入れない様にする」

または「グループに入れてもらえずに困っている」

という事が出来ているのはお子さんが成長している証なんです。

 

ゆい先生
ゆい先生

ただし!はじめにも言いましたが仲間外れは良くない事!

なので、お子さんがお友達を仲間外れにしている場面を見た、もしくはそのような話を聞いた時はしっかり事情を確認して仲間外れは良くない事だとお話する事が重要です。

 

しかし、個人的には一方的な仲間外れが続いているのではないのであればそこまで心配する必要なないと思っています。

なぜなら子ども達の中で

今日はAちゃんと遊ぶからBちゃんと遊べない

次の日はBちゃんと遊ぶからAちゃんと遊べない

という事はあるあるだからです。

 

以前の記事でもお話しましたが自分がされて初めて仲間外れをされた人の悲しい気持ちを理解できることもあります。

なので、僕の子どもが仲間外れにされた時、

その場限りの仲間外れなのであれば逆に「いい経験が出来た」と感じるくらいです。

 

万が一仲間外れが続いている様な様子があったり、お子さんがあまりに悩んで登園渋りをするような事があればすぐに担任の先生等に相談してください。

 

3・反抗的な態度をとる

 

パパ
パパ

今日はお菓子買わないよー

なんでパパが決めるの!?勝手に決めないでよ!

これはうちの息子の言葉です(笑)

 

このような反抗的な態度を取られるとイラっとしてしまったり

ママ
ママ

もしかして反抗期!?

と心配になってしまう事もあるかもしれません。

 

しかし、これも子どもがしっかり成長した証。

思い出して欲しいのですが、お子さんが小さい頃もちろん反抗的な態度はとりませんでしたよね。

 

与えられたものを口を開けて美味しそうに食べ

目のまえにあるおもちゃで楽しそうに遊んでいたと思います。

反抗的な態度というのは裏を返せば「自己主張がしっかり出来るようになってきた」という事。

成長するにしたがって、自分の好きなもの嫌いな物がはっきりしてきて「自我」が芽生えるのです。

だからこそ、その感情が「反抗的な態度」として現れるのです。

 

なので保護者の方から「最近うちの子反抗的で…」

と相談された時は

ゆい先生
ゆい先生

子どもが反抗的な態度をとった時は今日は自己主張強いなぁと思っていていればイライラしないですよ!

と答えています。

今後もっと成長していけば自分の気持ちをしっかり言葉で説明できるようになっていくので反抗的な態度は落ち着いていくと思いますので心配ないと思います。

 

ただし、反抗的な態度の内容には注意しています。

例えば…

口調が悪い…「○○じゃねーじゃん!」「うるせぇー!」

物に当たる…机を叩く、おもちゃを投げる、扉を強くしめる

この様な場合はしっかりお話していく必要があるかなと思います。

 

言葉に関しては冷静に「そうゆう言葉遣いは良くないと思うよ」と正しい言葉を教えてあげてください。

物に当たっている場合は「物に当たると怪我をするからやめな」「壊れちゃうからそれはやめなさい」とお話していってあげるべきかなと思います。

 

まとめ

さて、今回は子どもの困った行動に隠れた成長の話をしていきました!

もちろん「困った行動」なので見て見ぬふりをしたり放置しておくのはNGです!

 

しかし、最初にお話した通り心配しすぎる必要はありません。

しっかりちょうどいい距離感で見守っていってあげましょう。

 

親は子どもが本当に困った時にしっかり守ってあげられるように準備しておくのが一番だと思います。 

 

もしお子さんが困った行動をしたときには今回の記事を思い出してみて!

そして「成長の証」として暖かい心で包んであげてくださいね!

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