こんにちは!ゆい先生です!
今回は僕が良く聞かれるこんな質問!
先生から見てこの先生はずれって人っていますか?
最近保育士の不適切な保育のニュース等もあり友達や保護者の方からこんなことを聞かれる事が増えました。
保護者の方からもうちの子の先生ってどうなの?と心配になりますよね。
今回は僕が親の立場で子どもの先生を見るときのポイントをお教えしたいと思います。
ポイントは3つ!
ではお話していきますね!
先生のあたり・はずれ
まず前提として僕がこれからお話することは一つの意見だと思っていただけたらと思います。
現役の先生がこう言ってるんだから間違いない!という内容ではありません。
そもそも僕個人としては先生にはずれなんてないと思っています。
どの先生も一生懸命頑張っている中で、ごく一部の先生の不適切な保育があり、
そのせいで保育士全体が厳しい目で見られている事に正直嫌な気分になる事も多いです。
ただ、多くの保護者の方がご自分のお子さんを預ける先生がどの様な先生だったら安心できるのかという基準が分かれば少しでも安心できるかと思いこの記事を書こうと思いました。
なので、今回の書き方はこのような先生はダメ!という減点方式の書き方ではなく
こんな先生なら良い!という加点方式の書き方をしています。
みなさんもそのような目で先生の事を見てあげてくださいね!
保育士を見るべきポイント1 子どもを好きな事が見えるか?
まず一つ目のポイントは子どもが好きな事が見えるかどうかです。
え?先生なんだから子どもが好きなのは当たりまえでしょ?
その通り。僕は以前から良く言ってる事があるのですが、それは
「先生は子ども好きだけではやっていけない。だけど子どもが好きじゃないと続けていけない」
という事です。
保育士や幼稚園教諭を目指すのであれば子どもが好きな事は当たり前と言っていいと思います。
しかし、長年子どもと関わっているとだんだん子どもと関わる事が疲れてしまう人もいる事も事実です。
先生も人間です。最愛のわが子をかわいく思えない日もあるのと同じで、先生も大好きな子ども達をかわいく思えない日もあります。
ただ、それは一過性の物。基本的には子どもが大好きなのは先生として当たり前です。
例えば
・先生の仕事終わりにすれ違った時に必ず声をかけてくれる
・保育後でも先生を訪ねて行ったら笑顔で迎えてくれる
・保護者と先生の電話の最後に子どもが先生と話したいと言ったら快く話してくれる
この様な様子があるとその先生は子どもが大好きなんだな。子どもの事を想っているだなと僕は感じます。
しかし、先述した通り先生も人間です。こうゆう事がいつも出来るとは限りません。
出来ない(しない)先生がいたとしてもダメな先生だというわけではありません。
そして、勘違いしてほしくないのは
優しい=子どもに愛情がある
厳しい=子どもに愛情がない
ではないという事です。
厳しくても愛情があれば子どもには伝わります。
最初はあの先生怖い…等と言う事もあるかもしれません。
しかし、数か月たって子どもが「先生に絵をかいて持っていく」や「先生に手紙を書く」などと言い出したらその先生は愛情深く子どもを見てくれている事に間違いないと思います。
もちろん子どもにも個人差がありますから、そのような事をすると言わない子もいます。
保育士を見るべきポイント2 余裕があるか?
次のポイントは先生に余裕があるか?という事です。
さて、ここでも勘違いしてほしくないのは
ベテランか新人かという事ではない
と言う事です。
ここでいう余裕とは
仕事に対しての余裕です。
例えば
・いつも疲れた顔をしている
・いつも覇気がない
・寝不足な様子が見える
この様な状態の先生がいたら確実に余裕がないですよね。
その様な状態の場合、僕は園の体制を疑問視してしまいます。
先生が仕事を抱えすぎて常に疲れてしまっている状態だと保育の質は確実に下がるでしょう。
また、その様な体制ということは先生の人手不足も考えられるので子どもを見る目も少ない可能性があります。
いつ連絡しても先生が園にいると保護者の方はもしかしたら安心することもあるかもしれませんが、逆に考えると先生は遅くまで残って仕事をしているという事。
先生から「昨日早く帰って好きなアーティストのライブに行ったんです」なんて言葉を聞いたら
僕は
この園はちゃんと先生達が余裕をもって仕事出来ている=子ども達の事もしっかり見る余裕がある
と考えます。わが子の事も安心して預けられます。
保育士を見るべきポイント3 一生懸命か?
そして、最後のポイントは先生が一生懸命か?です。
一生懸命な先生は子どもに対しても一生懸命です。
それは新人でもベテランでも関係ありません。
子どもに対して一生懸命であれば子どもはその期待に応えようと頑張るようになります。
一生懸命な先生のクラスは子ども達もみんな一生懸命になっていくのです。
僕がこれまで関わってきた先生は一生懸命な先生が多くいました。
お遊戯会は運動会の行事の時には子ども達の衣装等を遅くまで残って作ったり、休日出勤してまで進めている先生もいました。
もちろんそれがいい事だとは思いません。休みの日はしっかり休んで体調を整えて欲しいし、時間でしっかり帰る事は当然の事です。
しかし、先生の一生懸命は子どもにうつって本番は本当に感動的なものになりました。
最初に書いた事ですが、
子どもが好きじゃないと続けていけない
と僕が言っているその心はそこにあります。
子どもの事が大好きだから頑張れてしまう。子ども達の為だから一生懸命出来る。
そんな先生に出会えたら子ども達は何倍も大きく成長していくと思います。
保育士を見るべきポイント まとめ
最初にも書きましたが僕は先生にはずれや当たりなんてないと思っています。
そもそも厳しいようですが、先生にあたり・はずれと言っている方は
わが子にあたり・はずれとつけられていたら納得できるのでしょうか?
もちろん先生にも個人差があります。
ピアノが得意な先生、運動が得意な先生、ダンスを教えるのが得意な先生、子ども達と仲良くなるのが早い先生、
子どもも様々いるように先生も様々います。
僕は以前の記事で子どもの出来ない所ではなく出来る所を見ていきましょう!と話した事がありますが先生の事も同じように見ていくといいんじゃないかと思います。
僕はピアノが苦手です。楽譜もほとんど読めないので全てにドレミを書いてピアノを弾いていました。
そんな僕でもたくさん練習してピアノを弾いて担任を持ってきましたし、たくさんの子ども達を送ってきました。
出来ない事を見て「あの先生は…」と言うのではなく「あの先生ってこんな事もしてくれるのね」と先生がやってくれている事に注目してみるときっと先生との関わりも変わってくるのではないかと思います。
この記事があなたと先生を結ぶ橋渡しが出来ていたら嬉しいです。
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