こんにちは!ゆい先生です。
今回は子どもの「自立心」をテーマに話していこうと思います!
この記事はこんな方にお勧め!
・子どもに自立心をつけさせたい!
・子どもの自己肯定感を高めたい!
・子どもに失敗を恐れないで色んな事に挑戦して欲しい!
お子さんに身につけて欲しい力は何ですか?
と聞くと多くの方が
簡単にへこたれないように失敗しても立ち直れるようになって欲しい
AIに負けないように自分で考える力をつけて欲しい
このような答えです。
これをまとめると
「親や他人に依存することなく自分の力で生き抜けるようになって欲しい」
というのは多くの親が望む子どもの姿なんではないでしょうか?
これをもっと簡単に言うと
「自立心」
を育てていきたい!という事になると思います。
僕も自分の子ども達にはこの様な力をつけて欲しいと思っています。
だけどなかなか上手くいかない事も多いですよね…
でも僕はこの言葉掛けを意識するようになってからは子ども達が以前より進んで動いてくれるようになりました!
なので今回は「自立心」を育てる家庭出来る5つの言葉掛けを紹介していきます!
すぐに真似出来ますのでやってみてくださいね!
先にまとめておくと
1・「気持ちがいいね」
2・「どっちがいい?」
3・「どんな気持ち?」
4・「いいね!」
5・「どうしたら上手くいく?」
の5つです!
では詳しく話していきます!
子どもの自立心が育つ言葉がけ
1・「気持ちがいいね」
誰かに指示されているだけでは自立心は育ちません。
特にマナーや礼儀等は自分から進んでおこなってほしいですよね。
しかし、子どもにはどうしても指示してしまいがち
挨拶しなさい!
おじいさんやおばあさんには席を譲るべきだよ!
ゴミが落ちていたら拾うのが当たり前でしょ!
この様な言い方をしていませんか?
僕も世の中のマナーやモラルに関しては厳しくして言っていました。
しかし、それは間違いでした。
この言葉掛けだと「社会的にやるべきだからやらなくてはいけない」という考えになってしまいそこに自主性は生まれません。
なので、自ら進んでやってほしい事に関しては「○○するべき」という言葉やニュアンスは入れないようにしましょう。
例えば、ごみが落ちていたら拾ってゴミ箱に捨てる
その行為も
ゴミが落ちていたら拾って捨てるのが当たり前でしょ!
というのではなく
ゴミが落ちていたままになっていたら気持ち悪いよね。
綺麗になったら気持ちがいいね。
と伝えてみましょう。
子どもにその気持ちがなくても
ママは綺麗になったらとっても嬉しいな!
という流れでOKです。
誰かが喜んでくれるからやろう
というのも立派な自主性です。
それに慣れていけば自分の気持ちで行動することが出来る様になってきます。
それが 友達が喜んでくれる 先生が喜んでくれる 近所の人が喜んでくれる
と広がっていってモラルのある行動を自主的に行えるようになっていくのです。
2・「どっちがいい?」
2つ目の言葉は「どっちがいい?」です。
自分で選んだ事の結果を自分で背負う経験をしておくことはとても大事です。
例えば
暑い日に
今日はこの服(長袖)着ていく!
(雨じゃないのに)長靴履いていく!
などと言って聞かない事ってありますよね。
そうゆう時普通なら
暑いから半袖にしなさい!
雨じゃないのに長靴履いてたら恥ずかしいよ!
みたいな感じで言ってしまいますよね。
僕もよく言ってました…
なのでそうゆう時は…
長袖だと暑いと思うけどどっちにする?
長靴だと外で遊びづらいと思うけどそれでいいの?
こんな感じで聞いてみてください。
それで本人が選んだほうを着せてあげればいいのです。
そこで本当に暑い思いとか遊びづらい思いをして初めて理解するのです。
もちろん先生には
暑いと言ったのですが聞かなくて…
と伝えた上で、半袖を持たせて暑かったら着替えさせてくださいと伝えておけば大丈夫です。
ここでのポイントは「親が選んだからこうなった」と思わせない事!
ママが持っていけって言ったから傘を持っていったのに降らなくてジャマになった!
みたいな状態になるのは望ましくありません。
それも本人にしっかり選ばせて
もし途中で雨が降って濡れてしまっても自分が選んだ結果なので
責任を取る経験をさせてあげる事が大事です!
3・「どんな気持ち?」
子どもにとって気持ちを整理することはかなり難しい事です。
ネガティブな気持ちもポジティブな気持ちも
自分の気持ちを認める事が大事です。
例えば泣いたり怒ったりしている子に
いつまでも泣いてないの!
怒ってばかりの子は嫌い!
と子どもの感情を否定してしまう事よくあるんじゃないでしょうか?
これをしてしまうとこの感情はダメな感情なんだと子どもは学んでしまいます。
そして悲しみや怒りの感情を隠すようになってしまうのです。
大人なら分かりますが時には怒る事も悲しむ事も人生においてとても大事な事ですよね。
それを抑えているといつか心が壊れてしまう事になります。
なので子どもが感情を表していたら
そっか。○○はそう感じたんだね
その気持ちは言葉で言うとどんな感じなんだろうね
こんな感じで声をかけてあげてみてください。
子どもの気もちを受け止めて、今子どもが感じている気持ちを
子ども自身が自分で考えたり
「それは怒ってるんだね」とか「悲しかったんだね」と
教えてあげる事が大事です。
4・「いいね!」
4つ目の言葉は「いいね!」です。
ちょうど今日は七夕ですが、七夕で子どもの夢を聞くことがあると思います。
ユーチューバーになりたい!
大谷選手みたいにメジャーに行って二刀流で活躍する!
わが子がこんな夢を言ってきたらなんて答えますか?
ユーチューバ―なんて簡単な仕事じゃないよ?
大谷選手みたいになりたいなら練習いっぱいしないとね!
こんな感じに現実的な事を言っていませんか?
僕も息子がこんなことを言ってきたら同じように言ってしまいそうです(笑)
ですが、ここで大事なのはこれだけです!
いいね!そしたらサイン頂戴ね!
大事な事は子どもの夢を肯定して背中を押してあげる事
ここで現実的な事はどうでもいいのです。
一番大事なパパやママが応援してくれているという事実が子どもの自己肯定感や自立心を育てていくのです。
5・「どうしたら上手くいく?」
子どもの日常は失敗だらけです。
むしろ上手く行くことの方が少ないです。
例えばジュースをこぼしてしまった時
あー…なんでちゃんと持ってないの!?
みたいな声掛けをしていませんか?
これやってしまいがちですよね。
ついつい言ってしまうと思います。
しかし、このような時は
つぎはどうやったらこぼさないでジュースを運べるかな?
こうやったら上手く行くかもね!
失敗してしまったときになんで?と原因を知りたがるのは大人の悪い癖。
原因を知る事ももちろん次に成功するためには大事な事ですが
子どもにとってはまず大事なのは失敗したときの立ち直り方です。
なんで?と責められると子どもは失敗する事が怖くなって挑戦しなくなります。
挑戦しなければもちろん成長もしません。
なので大事なのは失敗した後のフォローなのです!
子どもの自立心を育てる言葉がけ まとめ
子どもの自立心や自己肯定感は日々の積み重ねで出来上がっていきます。
子どもはいずれ大人の手を離れていきます。
いつまでも親は一緒にいてあげられません。
それは遅かれ早かれ必ずやってきます。
子どもが僕たちの手を離れたその時に自分の足でしっかりと歩いていけるように
自立心を育てる言葉がけをしていきたいですね!
この記事が少しでも皆さんの役にたったら嬉しいです!
コメント