こんにちは!ゆい先生です!
今回のお悩みは
子どもを甘えさせてあげるのと甘やかすのは違うって聞くけど
どこまでならいいの?
これってなかなか難しい問題ですよね!
ですがそのお悩みにお答えしますよ!
この記事はこんな方にお勧め!
この記事を書いた人
【甘え】と【甘やかし】の違いとは?
子どもにはしっかりと「愛されている」という実感が必要です。
子どもは自分が「愛されている」という安心感があって初めてたくさんの事に挑戦し、成長出来るからです。
その安心感得るために必要なのが「甘え」なのです。
よく子どもは甘やかすとわがままになっていまう等と聞くと思います。
僕もそれには賛成です。子どもは甘やかせばどんどん泣いたり叫んだりして自分の意見を押し通そうとします。
しかし、「甘やかす」のと違い「甘えさせる」と子どもは愛されてると実感し、その安心感が成長への土台となっていくのです。
「甘え?」「甘やかし?」ケース別育児のポイント!
では具体的なケースでの対応をお教えします!
実際こんなことあるある!と言ったケースを紹介していきます!
ケース1 いつもは着替えるのに「着替えられない!」と言ってくる!
こんなことよくありますよね。
さてこの様な時あなたならどうしますか?
うーん…時間もかかるし「今日だけよ!明日はやってね!」とか言って着替えさせちゃうかも…
それは「NG」の可能性があります!
子どもが「〇〇して!」「〇〇出来ない!」と言ってきた時には、本当にそれをして欲しいのか見極めましょう。
なぜならただ単に関わりを求めている可能性もあるからです。
その場合は、たとえ着替えを手伝ったとしても満足できず「次は△△して!」などと言ってきます。
その様な時にお勧めなのは、子どもの話をしっかり聞いてあげる事!
「どうしたの?」等と言いながら子どもの話をしっかり聞いてあげる事で子どもは自分の甘えを受け入れてもらえている事を感じ落ち着くはずです。
しっかり気持ちが整理出来ればいつも出来ている着替えに取り組めるようになります!
ケース2 友達におもちゃを取られて泣いている!
これもあるある。
この様な時はどうしますか?
もうその子と遊ぶのはやめたら?って言って他の場所に行くかな?
嫌な事があった時「その場から離れる」というのも有効な手ですが「しっかり仲介してあげる」事が大事です!
友達と遊ぶ事はとても大切ですが、その中で揉め事があるとどうしてもわが子が泣いている事等に目が向いてしまい、嫌なら離れたら?と声をかけてしまいがち。
もちろんどうしても苦手な子等は無理に一緒にいる必要はありませんが、今回の場合はしっかり大人が仲介してあげる事が大事です。
「おもちゃ取られて嫌だったね。でも〇〇君もおもちゃ欲しかったのかな?」と本人の悔しい気持ちを受け止めてあげつつ、相手の気持ちも子どもに伝えてあげる事が重要です。
じゃあ一緒に協力して大きなお山を作ってみる?
そして、この様に大人が仲介して一緒に遊べるような声かけをしてあげれば、友達とは一緒に遊べば楽しいし、自分にとって大事だという事が分かります。
友達から引き離すだけだと次につながらないので気を付けましょう。
ケース3 「お菓子が欲しい!」と店の前で大泣きする
お店の前や、中で大きな声で泣かれたり駄々をこねられると、ママやパパはかなりつらいですよね。
子どもを泣かせているという罪悪感や、大声で泣かれると周囲からの目などもありどうしても
分かったから静かにして!
と、買う事にしてしまうママやパパも多いのでは?
大声等で駄々をこねられると手を焼くのでつい、言う通りにしてしまいがちですが、子どもも「こうすれば言う事を聞いてくれる」と学んでしまい、同じことを繰り返すようになります。
このような場合はしっかりとダメな理由を説明してあげましょう。
その上でもっと楽しい事に目が向くような声かけをしてあげるのが効果的です。
ご飯の前はお菓子を食べないって約束だったよね?
あ、ねぇねぇ!今日の晩御飯は何を作るでしょうか?
このように説明をしてから他の事に意識を移せるような声かけがおススメ。
丁寧に相手をする事は手がかかりますが、しっかりと子どもに対応してあげる事は子どもにも愛されている事が伝わります。
その繰り返しで少しづつ自制が出来るようになっていきます。
ケース4 わけも分からずに泣き叫ぶ
なんの理由もなしにとにかく泣き叫ぶ時ってありますよね。
うちの娘も何を言っても何をやっても「やだ!」しか言わずに泣き叫ぶ事があります。
こうなったらもう何をしてもダメなので抱っこしながら用事をすませるしかない…
確かにこうなるとどうにもならないですよね…
しかし、この様な場合には用事をすませるのは後回しにしましょう。
お子さんを抱っこしたり、背中をさすったりしながら落ち着くのを待ちます。
そして、そのあとどうして泣いているのかを一緒に考えましょう。
子どもにも、自分ではどうにもならない感情の揺れがあります。
抱っこして親が感情を収めるだけでなく、感情を受け入れてながらも自分で泣き止むことが出来る様に援助してあげるのが大事です。
泣かないで言葉で話す事が出来たら褒めてあげたり、「〇〇だったのかな?」と理由を聞いてみたりしてあげると子ども自身が自分を見つめるきっかけになります。
ケース5 自分が食べたいと言ったものなのに「イヤ」と言って食べない
いつもは好きで食べる物だし、自分で食べたいと言ったものなのにいざ出てきたら「食べない」と言う。
自分で言ったんじゃない!だったら何がいいの!?
この様に叱ってしまいがちですが…いつもと異なる言動には何か理由があります。
たとえば…
この様に、何か身体的、心理的な理由が原因でいつもと違う事をしている可能性もあります。
このケースの場合は
園で何かあった?お友達とケンカとかした?
などと言って理由を探ってあげてください。
思いを吐き出しているうちに気持ちの整理が出来て食べたい物などにこだわる理由がなくなってきます。
ケース6 約束の時間を過ぎてもゲームやYoutubeを続けている
子どもはゲームやYoutubeが大好き。
許していれば何時間でも見たりやったりしてしまいます。
家庭によって「1日1時間」や「1日2時間」等差はあると思いますが約束の時間があると思います。
その時間を超えてもゲーム等をやめない時はどうしますか?
いつも「じゃああと少しね。」と言い続けて約束の時間をかなり過ぎてしまうんです…
1日〇時間という約束はお子さんの心身を配慮しての理由があります。
子どもが大きい場合は、その理由もしっかり説明してどうするべきかを考えさせるのも大事な事です。
また、子どもが小さいのであれば
約束だから終わりにしようね!
といってしっかり終わりにして、その後に他の楽しい事に誘ってあげましょう。
子どもはより楽しいと思える物があればそちらに夢中になります。
疲れていると少し大変かもしれませんが、子どもの相手をしてあげたり、パパや他の人と遊びに出かけたりすると子どもの世界が広がります。
ケース7 いつまでも同じように甘えてくる
あれ?「甘えさせ」は「甘やかし」じゃないからいいんじゃないの?
甘えさせてあげる事は大事ですがここで重要なのは「いつまでも同じように」の部分です。
子育てにブレない軸を持つことは大事ですが、子どもの成長や気持ちに寄り添う事を忘れない様に気を付けましょう。
子どもを甘えさせてあげる事は大事です。しかし子どもの次の成長に繋がるかどうかを見極める必要があります。
いつまでも同じように「甘えさせてあげる」事は「甘やかす」事になってしまいます。
しかし、子どもは生身の人間です。年齢や心身の状態によってボーダーラインが変わる事もあります。
例えば、少しショックな事があったり、いつもと違う不安な事があれば「今日は特別」という日も作って甘えさせてあげる事も必要です。
大人はどうしても自分たちの都合や、可愛そうとか面倒といった感情で動いてしまう事がありますが、子育ての主役は子どもであることを忘れないようにしていきましょう。
まとめ 「甘え?」「甘やかし?」ケース別育児のポイント
今回は「甘え」と「甘やかし」のケース別でのポイントをお話してきました。
「甘えさせ」と「甘やかし」の判断はなかなか難しく、親も人間なのでいつも完璧に判断する事は難しいと思います。
そのようなときはまたこのブログを読みに戻ってみてくださいね。
そして、ここに無いようなケースがあれば僕に相談してください。
一緒にどのように対処するのがいいか考えていきましょう!
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