保育士も使う!「子どもの性格」言い換えと性格別対策8選!

先生の本音

こんにちは!ゆい先生です!

最近暖かくなってきて公園で遊びやすい時期になってきましたね。

連休も近いし僕も子ども達とお弁当を持って大きな公園にでも行こうかなと思っています。

さて、今日はこんなお悩み

うちの子落ち着きがなくて…

うちの子は行動が遅くて…

よく保護者の方からこんな声を聴きます!

僕たち先生は子どもの性格を保護者の方に伝えるとき、マイナスな事は言い換えて使います。

直接的な表現をすると言われた方はショックが大きかったり、場合によっては気分を害してしまうからです。

これって実は子どもも一緒なんです。

直接でなくても子どもが聞いている前で

この子ほんとにわがままで…

なんて直接的な表現をすると

僕ってわがままなんだ…

と思ってしまいます。

大好きなママやパパが自分の事を「わがまま」と言っていたら子どもはそう思ってしまいますよね。

そんな時におすすめなのが

マイナスな事をプラスに言い換える事です!

では今日はよく聞くお子さんの性格の言い換えとその性格毎の対策をお話していきます!

子どもの性格言い換えと性格別対策!!

1・落ち着きがない

さて、最初は男の子によくある、「落ち着きがない」という言葉

こちらは

「好奇心旺盛」という言葉に言い換えましょう。

「うちの子落ち着きがなくて…」より「うちの子好奇心旺盛で…」と言った方がマイナスイメージは少ないですよね。

好奇心旺盛な子は楽しい事がいっぱいで、様々な事に興味を持っています。

たくさんの事に興味があるという事は色んな事に挑戦できるという事です。

好奇心旺盛な子のマイナス面はたくさんの子事に興味があるが故に集中が続かない事です。

ですが、もしかするとそれは保護者の声かけなどで集中を切らしている可能性もあります。

お子さんが集中して何かに取り組んでいるときは声をかけたりせずに満足いくまでやらせてあげましょう。

2・行動が遅い

次の性格は「行動が遅い」子です。

こちらは「丁寧で慎重に取り組む」と言い換えられます。

慎重派の子はどんな時も慌てる事なくマイペースで行動できます。

そんな慎重派の子のマイナスな面は最初に話した言葉通り行動が遅い事です。

マイペースに行動するがあまり周りのペースとずれてしまう事があります。

そんな子には「いつも丁寧にやってるね」と認める声かけをしてあげてください。

その上で「〇時には出かけるからそれまでに準備をしておいてね」と先を見据えた声掛けをしておくと時間を考えて行動できるようになっていきます。

3・頑固

次の性格は「頑固」な性格です。

怒る子ども

こちらは「意志が強い」と言い換えられます。

人の意見に左右されず、自分の意志を貫く事が出来ます。

そんな意志の強い子のマイナス面は自分の気持ちや考えを押し通そうとする事がある面です。

その様な場合は「周りに流されずに自分の思ったことを貫けるね」と声をかけてあげましょう。

そして、人と意見の相違があった場合は、お互いに譲り合う事や話し合いをしていくことを教えていきましょう。

頭ごなしに注意するのではなく、なぜそれでなくてはいけないのかをしっかり聞いてあげてください。

このタイプと話しているとパパやママもイライラしてきてしまう事もあるかと思いますが、子どもの気持ちが和らぐ声かけを心がけてみましょう。

4・優柔不断

のんびり屋の子ども

さて次の性格は「優柔不断」な性格

こちらは「じっくり考えて慎重に取り組む」と言い換えられます。

行動が遅い子と少し似ていますが、こちらの子は周りの意見をよく聞いて和を大事にする性格です。

こんな温和派の子のマイナス面は何かを決めるのに時間がかかる事。親からすると大丈夫かな…と心配になりますよね。

そんなときは「自分が納得するまで考えると後悔しないね」と声をかけてあげましょう。

NGなのは待ちきれずに「もうこっちにしなさい!」と親が答えを出してしまう事。

これに慣れてしまうと子どもは待っていれば答えを出してもらえると思う指示待ち人間になってしまいます。

これを改善するには日常の小さな事を自分で決めるようにする事。

着る服や靴下などを自分で決めてもらいましょう

その時に2択などまで選択肢を減らしてあげると子どもが考えやすくなります。

5・お調子者

ふざける子どお¥も

さて次の性格は「お調子者」な性格

この性格ですが「明るく、ユーモアに富んでいる」と言い換えられます

ムードメーカー的な役割で子ども達のグループの中でも愛されキャラになる事が出来ます。

このユーモアに富んだ性格のマイナス面はすぐふざけてしまう事。

場面も考えずにふざけてしまうと悪ふざけになってしまいます。

こんな性格の子に響く言葉かけは「あなたがいると楽しくなる」という言葉

この言葉で子ども自身の事は受け入れつつ「でもここは静かにしようね」とその場の状況で判断できるように声をかけてあげると良いでしょう。

6・引っ込み思案

恥ずかしがるこども

さて、次は「引っ込み思案」な性格。

この性格は「優しく、相手の気持ちを尊重できる」と言い換えられます。

優しいこの性格の子は、周囲の空気を読みチームを大切にする事が出来ます。

この性格のマイナス面は、自分の意見を言えない事。

「お友達の気持ちが分かってほんとに優しいね」などと声をかけてあげると良いと思います。

そして、家庭の中で役割を決めてリーダーシップをとってもらう事を経験させましょう。

例えば、今度の休みの日の計画を立ててみるとか、夕飯のメニューを考えて見るなどです。

そして

子どもの意見は出来るだけ尊重して、「あなたなら出来る」と自信をつけてあげる事が大事です。

7・大雑把

大雑把

つぎは「大雑把」な性格。

この性格は「おおらかで大胆」と言い換えられます。

大胆な性格なので、細かい事にとらわれず、行動力があります。

この性格のマイナス面は、雑な所です。

「行動力があって、すごいね」と声をかけてあげつつ、計画をたてて行動することを提案していきましょう。

基本的にこのタイプの子はせっかちな子も多いので「時間はあるから落ち着いてやってみようね」や「もう一度見直してみようか」と声をかけてあげると少しずつ最後まで落ち着いて出来る様になります。

8・言い訳が多い

言い返す子ども

さて、最後は「言い訳が多い」性格

こちらは、「頭の回転が早く、物事を客観的に見れる」と言い換えられます。

このタイプの子は、言われた事にすぐに反応して言葉が出る頭の回転が早いタイプです。

この性格のマイナス面は、揚げ足取りや屁理屈が多いという事です。

「パパはやってるのにズルい」とか上手い言い訳を考えてきます。

その場合は「大人と子どもは違う!」と正論をぶつけるのはNGです。

子どもはその言葉に対しての言い訳をまた考えるだけです。

「なるほどねー確かにね。」と子どもが言った事を一度飲み込み、「ママはこうしてくれると嬉しいんだけどな」と親の気持ちを伝える言い方をしていくと子どもも言い訳せずに話を聞いてくれるようになります。

最後に

はじめにお話しした通り、子どもは大人の言っている事をよく聞いています。

大人が何気なく発したマイナスは言葉を聞いて「僕は落ち着きがないんだ」「私は行動が遅いんだ」と思い込み、周囲もあの子はそうゆう子だと見るようになります。

親の言葉が子どもにレッテルを張ってしまうとしたら、それは望ましい形ではないはずです。

ぜひ、お子さんの性格を今一度思い出してみて、今回の記事と見比べてマイナスをプラスに言い換えてみてください。

そして今からお子さんの性格をプラスな言い方で発してみてください。

きっとお子さんの動きが変わってくるはずです!

この記事がみなさんの子育てのお役に立てたら嬉しいです!

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