~保育士の本音~あなたは大丈夫?ホントにいた!モンスターペアレント?3選!

先生の本音

こんにちは!ゆい先生です。

保育士をやっているとこんな事を聞かれることがあります。

先生!やっぱりモンスターとかっているの?

やっぱりそうゆうの気になりますよね。

この質問をしてくる保護者の方の心理はこんな感じでしょうか?

・単純に気になる

・自分はそうなりたくない

今日は包み隠さずお答えしましょう。

困った保護者の方は残念ながらいます。

人間は十人十色。

いろんな方がいるものです。

今日は注意喚起も含め、僕が出会った困った保護者の方をお話していきます。

この記事を読めば、保育士に困った保護者認定されないようになります!

モンスターペアレントとは?

知らない方はあまりいないとは思いますが調べてきました。

モンスターペアレント(Monster parent)またはモンスターペアレンツとは、学校などに対して自己中心的かつ理不尽とされる要求をする親を意味する。

つまりものすごいわがままな保護者という事ですね。

僕がこれまで出会ってきた保護者の方はとてもいい方ばかりでしたが、中にはこれは…と思うような事を言ってくる困った保護者の方もいました。

また、モンスターペアレントまでは行かなくても誰でもなり得る困った保護者がいる事は事実です。

僕が出会った困った保護者

先ほどもお話した通り15年も保育士をやっていると色んな保護者がいます。

僕は今働いている幼稚園の他にも以前託児所でも働いていた経験もあります。その前はパチンコ屋さんに付属されていた託児所でアルバイトをしていました。

場所が変われば人も変わります。様々なタイプの保護者の方がいましたのでその中から紹介していきます。

絶対子どもを預けたいAさん

先述した通り僕は以前パチンコ屋さんの付属の託児所でアルバイトしていました。

そこではパチンコ屋さんに勤務している方のお子さんを預かるのと同時にそこに遊びに来ている方のお子さんも預かっていました。

しかも対象年齢は首が座った3か月の赤ちゃんから小学6年生まで。

中には「今日から3か月になります!」と言って赤ちゃんを預けに来た人もいました。

その中でも一番印象に残っているのは絶対子どもを預けたいAさん。

そこの託児所はお客さんのお子さんも預かるので人数制限がありました。

そして、その人数がいっぱいになるとその後に来た方は誰かが帰らないと預けられないシステム。

またキャンセル待ちをしてもキャンセル待ちの順番や、小さな子より小学生の方が手もかからないし危なくないので部屋がいっぱいの時は大きな年齢の子が優先されることもありました。

Aさんはすでにいっぱいになってから託児所にお子さんを預けに来ました。

いっぱいなのでキャンセル待ちをして車で待っていた様子でしたが数時間経っても自分に連絡がこない事にイライラしていました。

そして3時間ほど経ってた時にAさんが再びやってきました。

まだ呼ばれないの?もう3時間も待ってるんだけど!

すみません。今日はいっぱいで…Aさんの前にも何人もキャンセル待ちの方がいるんです。

車で見てたけど何人も帰ってますよね!?なんで呼ばれないんですか!?

ですのでAさんの前に何人もキャンセル待ちの方がいるんです…すみませんがお待ちいただくしかないです…

こんな様子でした。

その時は一度車に戻っていったAさん。

この30分後位にまたやってきました。今度はパパも…

その時はベテラン先生が対応しました。

おい!いつになったら呼ばれるんだよ!

Aさん。先ほどもお話した通り順番に呼んでいるんですよ。

もう4時間近く待ってんだぞ!生活かかってんだよ!

お父さん!こっちは子ども達の命がかかってるの!いくら怒っても出来ないものは出来ません!

(ベテラン先生カッケー…)

まだペーペーだった僕はこのやり取りを見てベテラン先生のびしっとした姿をカッコいい…と感じていると同時に、パチンコに遊びに来ているだけで生活がかかってる…?と首をかしげたのでした。

さて、このお話は僕が体験したお話でしたが、このお話から得られる皆さんが困った保護者にならないための教訓は

自分の都合しか考えていない

です。

僕が出会ってきた保護者の方の中にはここまでの方はいなくても

自分の都合しか考えない保護者の方は何人もいました。

例えば、園の行事などでその日は預かりを行わない日なのに、仕事で忙しいのでどうしても預かって欲しいと言ってきたり。

園のルールを守らずに行事の日に勝手に駐車場を使ったり。

ルールを守っている保護者の方からしたら本当に迷惑な話ですよね。

 

何度言っても持ってこないBさん

Bさんは僕が担任を持っているときに出会った保護者の方です。

あるときクラスの製作で使う廃材を持ってきてもらう事になりました。

しかし、Bさんは期日になっても持ってこず、僕は連絡をいれました。

Bさんすいません。お手紙に書いてあった廃材なんですが期日をすぎてまして…持ってきていただけますか?

え?なんですかそれ?知らないんですけど!

以前配っている手紙に記載されているし、Bさん以外の方は持ってきているので知らないはずがないのですが、Bさんは知らないの一点張り。

その時はBさんのお子さんが製作を進められないので僕が持っていた廃材で製作をしました。

また別の日。その日が提出期限だったお手紙があったのですがBさんの提出はありませんでした。

僕は前の事があったので「やだなぁ…」と思いつつまた電話…

Bさんすいません。○○の手紙なんですが今日が提出期限で…

え?そんな手紙知らないんですけど!もらってないです!

そんなはずはありません。

だってBさんはいろんなものを持ってこない事が多いので僕が期日にマーカーでラインを引いて手紙を入れたんです。

そのことをしっかり覚えているしBさんのお子さんにも「これをママに書いてもらってね」と言ってお手紙ケースを鞄に入れた事もしっかり覚えていました。

結局その時ももらってないの一点張りでしたので、お迎えの時にその場で書いてもらいました。

 

さて、このお話から得られる困った保護者にならないための教訓は、

手紙をしっかり読む

です。

これって単純だけど意外と出来ていない人がいるんです。

時間や日にちを間違えていたり、期日を守らなかったり。

それだけならまだしも、それを先生のせいにする方も結構います。

たしかに保育士も人間なのでミスすることもありますが、絶対に私は悪くない!というスタンスで来られる方って結構多いのです。

 

おしゃべりが終わらないCさん

これも僕が担任を持っているときのお話です。

その日は保護者会の日で園からの連絡を伝える場面がありました。

Cさんは僕のクラスにいる子が3番目の子で上の2人も同じ園を卒園したベテランママさんでした。

保護者会では確かに毎年同じ様な話をしている事が多いのですが(園のルール等を話すので)その年はこれまで変わった点がいくつかありました。

なので僕は話す前に

今年はこれまでとは変わった点がいくつかありますので気を付けてくださいね。

と前置きをし、話している最中も

ここはこれまでと変わっているので注意してくださいね!

と言って説明をしていました。

しかしCさんは、毎年変わらないでしょ?と決めつけて他の保護者の方とずっとお話をし続けていました。

おしゃべりするママたち

僕が話している間、メモを取ったりする方もいる中で、Cさんとは一度も目も合わず、僕の話を聞いている様子はありませんでした。

そして、後日。

「Cさんがルール違反をしている」と他の保護者からクレームが入ったのです。

僕がCさんにそのことをお話すると…

これまでは良かったですよね?いつから変わったんですか?聞いてないんですけど!

と言われてしまいました。

今年から変わって保護者会の時にお話していますと伝えても…

聞いてない!知らない!の一点張りでした。

同じクラスの他の保護者の方は知っているので話していない事は絶対にありえません。

 

Cさんは毎年変わらないと決めつけて話を聞いていなかったのでルールの変更点を理解出来ていませんでした。

こうゆう方も結構多くて、直接お話しているのにも関わらず、話を理解していない事が多いです。

 

まとめ

ここまでお話してきた保護者の方。みなさんはモンスターペアレントだと思いますか?

僕はモンスターまでは行かないにしても困った保護者の方だなと感じていました。

この3人の方に共通する考えに

自分の非を認めない

というのがあります。

全てを相手(保育士)のせいにすれば自分の気持ちは楽でしょう。

先生達も立場があるのでしっかりとは否定できない事もありますし、いくら自分は悪くないと思っていてもすみませんと謝らなくてはいけない場面もあります。

しかし、それをいい事に自分は一切悪くないと先生を責め続ける保護者の方も悲しいですが存在します。

みなさんはそんなモンスターペアレント(予備軍)にならないように注意してくださいね。

この記事が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです!

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